頭寒足熱が結局健康にいい
私は長野県出身なのですが、やはり長野に比べると東京は暖かく、冬手前ぐらいに、私はパーカーぐらいで全然大丈夫でも、道行く人ほとんどがコートを着込んでいるのを見ると、やはり、寒さには強い方なのかなと思っていました。
ところが、多忙で睡眠時間も短く、たばこも吸い、食生活も健康的でない状態が続いた時、免疫力が異様に低下し、インフルエンザをはじめ、1年で何回も病気にかかったことがあったのですが、その時に気が付いたことが、「自分の体は冷えている」ということです。
当時、平熱がも35度前半であったこともありますが、それ以上に、東京の人と比べて寒さに強いと思っていたのに、オフィスにいても、厚着をしないと寒くて仕事ができない状態になっていました。
いろんな病気にかかってしまう理由がわからず悩んでいましたが、結局、体の冷えが原因ではないかと想定し、その対策をしたところ、病気にかかりにくくなりましたし、東京の人と比べると寒さに強い体質に戻りました。
その対策がなにかというと、「頭寒足熱」の徹底です。
当時は、「冷えとり」のノウハウに従って、靴下の重ね履きを中心にやっていました。
◇参考図書
新版 万病を治す冷えとり健康法(進藤 義晴 (著))
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しかし、靴下の重ね履きは、靴下もたくさん買わないといけないし、靴も今までのものよりも大きいものを変え揃えるなど、運用し続けるのは結構大変だったので、今では、レギンスをしっかりと履くことだけ気を付けています。
ヒートテックのレギンスを寒さに合わせて、時には2枚重ねて履いたりしていますが、その際、それに合わせて、上着は1枚減らしたりしています。
また、真冬でもコートは着ないで、ダウンジャケットを着て、腕は出すようにしています。上半身で言うと、頭と手が末端にあたり、頭寒足熱の原理で言うと、下手に温めない部分だからです。
また、暖房についても、節約家の私が、床暖房を入れることだけにはこだわりました。
下から温めること、すなわち、頭寒足熱ができていることが、健康はもちろん、体が本当に感じる暖かさの観点からも効率的だからです。
頭寒足熱は、昔から言われてきていることですが、本当に重要です。
レギンスも、昔は「股引」と言われ、おじさんやおばさん、もしくは、田舎の人が履くものという印象が強かったですが、今や、若者も普通に履いています。
寒い!と思ったら、上着を工夫するのではなく、レギンス履いていない方はまず、レギンスの検討を、そして、履いていらっしゃる方は、もう1枚増やしてみるとか、とにかく、足を温めているかに気を遣ってみるのも良いかと思います。