次々と膿は出てくる。でもそれはいいこと。
ホ・オポノポノでクリーニングをすればするほど、自分がゼロに近づいていくので、今まで抱えていた問題や嫌なことなどが徐々に縮小し、新たなそれらは発生しなくなるだろう、と思いがちですが、そうである場合もあるし、そうでない場合もあります。
冷えとりという健康法がありますが、体の冷えを取ると、めんげん作用(好転作用)というものがあって、今まで出せなかった体の中の膿(これを「冷え」と言っています)を体の外に出せるようになると、どんどん出してもいいんだ、ということを体そのものがわかって、今まで以上に膿が出てくることから、一時的に、冷えとりをする以前より
も具合が悪くなることがあります。
それと同じように、クリーニングがしっかりとできてくると、これで溜まっていた膿を出せるようになり、膿がどんどん出てくる過程で、一時的に、表面的には問題や嫌なことが、クリーニングする以前よりも起こってくる可能性があります。
「クリーニングしているのに、むしろ、クリーニングする前よりも状況が悪くなるなんて・・・」と思ってしまいがちになりますが、これは、めんげん、すなわち、好転反応の結果ですので、クリーニングの前よりも状況が悪化していたとしても、それは決して悪いこととは限らないのです。
状況が悪化して悪くなっているのか、膿が出せるようになっているから一時的に悪くなっているのかの違いはよくわかりません。
悪い状況は起こっているけど、なぜか心はそれほど暗くない、とか、それほど嫌な感じがしない、とか、そういう感覚的なもので感じ取るしかありません。
私はホ・オポノポノのクリーニングを好んでやっていますが、ホ・オポノポノでなくても、「ありがとう」を何度も言うとか、「ツイてる」を何度も言うとか、そのようなものでもいいのです。
一時的状況が悪くなったり、なかなかよくならない、という時も、「今は膿が出ている真っ最中かも」という発想をもって、簡単にあきらめずに、とりあえず、気楽にクリーニングを続けてみて、その効果を確かめてみていただきたいと思います。