手に職を付けることが主流になる
もう既に常識になりつつあるかもしれませんが、これからは手に職を付けることが誰でも必須になっていくと想定されます。
大企業に勤めていても同じです。
「あなたは何ができるのか?」「あなたは何屋さんですか?」ということが、他の人にわかってもらえないとなかなか難しくなると思っています。
それは、ゼネラリスト志向よりもスペシャリスト志向に回帰したとか、労働契約が委託化されるとか、そのような流れもなくはないですが、手に職を付けることが大事になってくる一番の理由は、「人生100年」の中で、生涯現役で働く必要が出てくるからです。
働き方や働く職種など、自分に合わなかったり、かなり辛いところであったりすることがあったとしても、60歳まで働き続ければ、その後はのんびりできるというように、苦しいことの期限があると思っているから、なんとか耐えられたのですが、これが80歳までもしくはそれ以上まで続くと考えた場合、精神的にも体力的にも持たないと思います。
そのため将来を見据えながら早い段階で色々なスキルや技術を身に着けていく、そしてそれを磨きあげて発展させていくということを繰り返すことが重要になってきます。
まずは自分の得意なことであるならば長く続けることができますし、さらにそれが好きなことになってくれば、もっともっと長く続けることができますし、仕事をすることが苦になることではなく楽しいことになります。
このような状態であるならば、60歳を超えて、余生をゆったり過ごすことよりも、楽しい仕事をして毎日を送る方が、より充実した人生となると思います。
もう40歳を超えたから、もしくは60歳を超えたから遅すぎると考える方もいらっしゃると思いますが、この時に念頭に置くべきは「人生100年」です。
人生を100年の考えれば60歳でも70歳でも全然遅くはありません。
日々少しずつでも学び経験して、ゆっくりでいいので成長し続け、ちょっとでも自分で生産して行くということを目指して行きましょう。