人生はプログラミングと同じ
かなり昔にプログラミングをやっていましたが、人生はプログラミングと同じだなあと思います。
プログラミングは、ゲームでも何でもいいのですが、その目的を実現するために、コンピュータに特定の言語を用いて、その目的に合わせて動作するよう指示するものです。プログラムを書いて実行してみる、そして、うまく実行できなかったら、原因を見つけて、プログラムを書き直して、また実行する、そして、クリアできたら、次のステップに進み、それを繰り返し、全体を完成させる、という作業になります。
プログラムを書いて、それを実行する際、正直、一発でうまく行ことは稀ですし、プログラマーもそれをあまり期待していません。
実行エラーが出ることを前提として、エラーが出たらどこが悪いのかを見つけていくことを当たり前としています。
また、最初から最後まで一気通貫で全部作ってから、実行しているわけではなく、全体の中の部分部分で一度プログラムの実行をしてみて、一部を完成させてから次のものに移っていきます。
また、実行エラーが出た場合には、単純な誤りだけでなく、複雑で何が誤りの原因かがわからない場合もありますし、一度実行してみたら、エラーはでないけど、結果が期待していたものとは違うのでやり直す場合もあります。
要は、
・失敗することを前提として、失敗を恐れない
・失敗しても、期待のものと異なっても、それを修正したり、改良すればいい
・一気にやって一気に結果を求めるのではなく、少しずつ試して、少しずつ結果を出していけばいい
ということになります。
これは正に人生そのものだと思います。
人生そのものが、自身でプログラミングしているもの、と考えて、すべてのことを失敗を前提に試していて、失敗したら、やり直せばいいだけ、と考えるだけで、気持ちが楽になり勇気が湧いてくると思います。