人生100年でゆっくりじっくり成長していこう!

「人生100年時代」を「急がなくてもゆっくりじっくりと成長できる時代」、「いつから始めても遅くない、いつからでも始められる時代」、「より多くの楽しく豊かなことを経験できる時代」と捉えて日々過ごしていける方法をみなさんと共有していきたいと思います。

主体的に生きるということはパワーを自分に戻すということ

主体的に生きることが大事、と、よく言われます。

 

そんなのわかっているよ、とか、耳にタコだよ、という感じだと思いますが、本当にそのとおりなのです。

 

「主体的に生きる」の反対は、「自分以外のものに依存して生きる」になります。

 

この言葉だけでもわかるように、主体的に生きない、ということは、自分の人生のコントロール権が自分にはない、ということを言っています。

 

すなわち、自分の人生のコントロール権がない、ということは、自分のパワーというかエネルギーが自分以外のところにある、自分以外のところに奪われてしまっている状態であると言えます。

 

主体的に生きずに、自分以外のものがどうにかしてくれることを当てにして、時に、何が何でも自分の望みをかなえてもらおうと、威嚇したり、泣き脅しをしたりする場合、一時的には、自分の望むことをやってもらえたとしても、長期的には成り立たないし、自分の思い通りにしたいと思えば思うほど、頼りにする相手は離反していきます。

 

主体的に生きず、何かに依存して生きる時間が長ければ長いほど、そして、そのことに全く気付いていないほど、何かに依存できなくなった時のインパクトは大きくなります。

 

何かを生み出したり、何かの活動をする時には、パワーやエネルギーが発生し、そして、そのようなことを継続していく時には、そのパワーやエネルギーが循環していくわけですが、自分以外のものに依存する場合には、その営みがすべて、自分以外のものところで行われてしまい、自分の中では全く行われず、そのため、ストックもされないのです。

 

そのため、パワーやエネルギーは、ただただ消費されるだけで収縮してしまいます。

これを何とかするためには、やはり、主体的に生き、自分自身にパワーを取り戻し、自分自身で自分をコントロールできるようになるしかありません。

 

時に面倒くさかったり、時につらいこともあると思いますが、自分が今やっていることや考えていることがすべて、自分のパワーになりエネルギーに転換されている、と考えると、何とか踏ん張れるかもしれません。

 

逆に、楽で簡単なことでも、自分以外のものに依存してしまったら、自分のパワーやエネルギーが、その依存してしまったものに奪われてしまう、と考えても良いと思います。

 

とにかく、日常生活の中で、主体的に生きる領域、そして、時間をより多くしていくことが大切です。