人生100年でゆっくりじっくり成長していこう!

「人生100年時代」を「急がなくてもゆっくりじっくりと成長できる時代」、「いつから始めても遅くない、いつからでも始められる時代」、「より多くの楽しく豊かなことを経験できる時代」と捉えて日々過ごしていける方法をみなさんと共有していきたいと思います。

人に優しくしてもらえない人

人にはできるだけ優しくありたいと、みんな思っていると思います。

 

ただ、そんな気持ちを持っていても、優しくし続けるのが難しい場合が2つあります。

 

1つは、その優しさに対して、相手側が感謝の気持ちがない場合です。

 

感謝を求めてやっているわけではないにしても、やはり、その優しさが「当たり前」と思われている場合には、優しくし続けても報われない気持ちになってくるので、なかなか優しくする気力が湧いてこなくなる可能性があります。

 

そして、それより優しくし続けるのが難しいのは、相手が依存型、すなわち、「かまってちゃん」であったり、「くれくれ君」であったりする場合です。

 

優しくしてあげたい、優しい人間でありたいと思う人は多いのですが、その優しくしている相手が依存型の場合、その優しさをもっと欲しい、もっと欲しい、と優しくすればする程、さらに要求されてしまうことになります。

 

そして、その優しくしている人も、その人ばかりに構っていられないし、自分自身のことで精一杯の場合もあるので、どこかで限界が来て、アプローチされること自体が苦痛になり、最終的には距離を置くことになります。

 

そして、そんな依存型のタイプの人は、そのようなことを繰り返しているので、誰からも相手にされなくなっているため、優しくしてくれる人がいたら、心地良くなって、本人の自己認識がないまま、ストーカーチックになっている場合もあります。

 

私たちは、特定の誰かを心の頼りにしたいと思ったり、もっと寄り添っていたいと思う場合も多いです。

 

そのような人と、より長く良好な関係を続けていくためにも、その人の様子をよく観察し、適切な距離感と解放感を保つこと(近づき過ぎず、束縛し過ぎずということ)を心がけていくことが重要です。

 

特に、この依存型で、適切な距離感と解放感を取れないタイプの人は、非常に孤独を感じているだけでなく、ぐいぐい近づいて縛り付けてもいいと(勝手に)思ってしまいるような、家族などの密接な関係を継続してきた人にありがちなので、下手に依存心をくすぐらないような対応が必要となります。