感謝の気持ちがすべてを解決する

人間関係で、いろいろ悩むことがあると思います。

その中でも、自省していくと、自分自身が、他の人を傷つけたり、嫌な気持ちにさせていたり、迷惑をかけたりしていて、あまり良い対応ができていないということに気付き、そして、それに気が付いているのに、いざ、他の人と接する時には、その反省を生かせずに、また同じことをやってしまうことに悩んでしまうこともあるかと思います。

結局、その良くない対応の反省をすると、その逆の対応をしなきゃいけない、すなわち、他の人を傷つけない、嫌な気持ちにさせない、迷惑をかけない、ということを心がけようと心に誓うのですが、これだとうまく行かないことが多いと思います。

その解決法は、何といっても「感謝」の気持ちを常にもっておくことです。

感謝の気持ちさえ持っていれば、相手を攻撃したり、マウントをとったり、嫌みを言ったり、依存したり、ということもなくなります。というよりも、感謝しながらそれらをやることができないのです。

感謝することが思いつかない、もしくは、とても感謝できる人ではない、という場合にも、どこか、感謝できることがないかなと考えてみるだけでいいと思います。

本当に当たり前のことで、今さら言うなよ、という感じだとは思いますが、いわゆる感じがいい人、人に好かれている人は、100%感謝の気持ちを持っています。そして、あまりいい感じでない人、なかなか友達ができない人、不運な人、など、とにかく、マイナスのオーラが漂っている人は、感謝の気持ちが極端に少ないか、ゼロの人もいます。

特に、いわゆる困った人たちは、おしなべて感謝の心が少なく、はたから見ていると、感謝した方がいい、もしくは、感謝すべきものを「当たり前」とか、ひどい場合には「全然足りてない」とか思っている場合があるので、本当に注意が必要です。

そして、人のふり見て我がふり直せではないですが、私自身が、当たり前と思っていて感謝できていないことに対して、他の人から見ると、感謝した方がいいというものも多々あると思っていますので、日常の些細なことでも、時々、見つめ直していきたいと思っています。