人生100年でゆっくりじっくり成長していこう!

「人生100年時代」を「急がなくてもゆっくりじっくりと成長できる時代」、「いつから始めても遅くない、いつからでも始められる時代」、「より多くの楽しく豊かなことを経験できる時代」と捉えて日々過ごしていける方法をみなさんと共有していきたいと思います。

頑張ることは怠けること

私たちは、頑張ることは正しいことであり、必要なことと考えているところがあると思います。

 

そして、頑張った先に、幸せや成功があると思っているところがあると思います。

 

でも、今、苦しかったり、つらかったり、楽しくなかったり、あまりご自身にとって良い状況でないにも関わらず、いままでと全く同じことを繰り返しやっているならば、それを長時間一生懸命やり続けていたとしても、それは「頑張っている」のではなく、「怠けている」可能性が高いのです。

 

とても、つらく、苦しい思いをしているにも関わらず「怠けている」と言われたら、とてもつらいとは思います。

 

しかし、毎日の生活に余裕がない中でも、ほんの少しでもいいので、これまでのやり方や考え方を変えるなど、常に工夫をしながら、自分を変化させていく、もしくは、進化させていくことはとても大事なことです。

 

言い換えるならば、「頑張らなくても済むように頑張っているか」ということなのです。

 

「頑張らなくてもいい」状態とは、自分にとって金銭的にも、精神的にも余裕とゆとりがあって、自分以外のものにも注意を向けられ、優しくなれる状態です。

 

頑張ることを美徳とし、何の工夫もしないまま、頑張り続けているとしたら、ずっと自分に余裕がないまま、あくせく忙しがっていることに満足してしまっている状態なのです。

 

まだ日本では、頑張ることは大切なこととされているところもあるし、余裕があって、がんばっていないような姿を見せると、ねたまれたり、怠けていると思われて不当な負荷をかけられたりする場合もあります。

 

そのため、下手に、人前で余裕のある姿を馬鹿正直に見せる必要はないと思いますが、仮に多少頑張っているフリを見せるとしても、実際には、実稼働だけでなく、金銭的にも、精神的にも、どんどん余裕が出て楽になるように、「頑張らなくても済む方法」をどんどん磨き上げていっていただきたいと思います。

 

「頑張ったら負け」ぐらいに思って、毎日、頑張らくなても済む方法を見つけ出していってください。