人生100年でゆっくりじっくり成長していこう!

「人生100年時代」を「急がなくてもゆっくりじっくりと成長できる時代」、「いつから始めても遅くない、いつからでも始められる時代」、「より多くの楽しく豊かなことを経験できる時代」と捉えて日々過ごしていける方法をみなさんと共有していきたいと思います。

器を広げる活動をする②

前回のブログにて、器を広げるのは時間がかかり、そして、直接的に広げられるものではない、ということを書きました。

 

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前回のブログの内容だと、器が大きい方が結局は良い人生を送ることができ、器が小さい人は良い人生を送りにくい、とか、器が大きい人の方が良く、器が小さい人は良くないような感じを受けたかもしれませんが、決してそうではありません。

 

器が大きい人が、その器の大きさを生かしきれず、あまりよい人生を送れない場合もあります。

 

また、器が小さい人が、その器の小さいことをしっかりと受け止め、その人なりに着実な人生を送りつつ、ちょっとずつ器を大きくして、その器に入ってくる幸せもちょっとずつ大きくできている場合もあります。

 

要するに、器の使い方が重要と言うことです。

 

器の小さい私においては、器の大きい人の器の使い方についてコメントできませんので、器が小さい人の器の使い方についてはコメントさせていただきます。

 

器の小さい人は、まずは、自分の器が小さいことを、どれくらい小さいかを認識する必要があると思います。

 

どれだけ、お金を持っていても、どれだけ立場があったとしても、不安や心配が人生のベースになっていたり、恨みや妬みや怒りの感情が常にあったり、自分のことが中心で他人のことを慮ったり推察したりすることができない人については、器が小さいと思った方が無難かなと思います。

 

そして、器が小さいこと自体は悪いことではないので、どれだけ器が小さいかを、過去の経験、すなわち、、他人から指摘されたり、他人とトラブルを起こしたり、会社の仲間や友人などの集まりなどで自分が感じたことなどを思い出し、自分なりに推察してみます。

 

そして、その自分自身の改善点がわかったら、日々の仕事やプライベートの中で、試行錯誤しながら、その改善点を反映し続けるのです。

 

器が小さいことを認識する、その器が小さいと思う要素を特定する、その部分を改善しようとする意志を持つ、そして、その改善を実行する、この繰り返しで、ちょっとずつですが、器は大きくなっていきます。

 

このようなプロセスを経て器は大きくなりますので、そのため、一番最初の「自分の器が小さいこと」を認識することは本当に大事です。

 

高学歴や高地位を経験すると、どうしても「自分の器は大きい」と思ってしまいます。

それも、その学歴や地位が低い人と比べたら「自分の器が大きくなくてはならない」と思ってしまうため、その思いが、パワハラやいじめなどの要因になる場合もあります。

 

「器が大きいこと」が重要なのではなく、「器を大きくしようとすること、そして、器を大きくしていくこと」そのものが重要なのです。