人生100年でゆっくりじっくり成長していこう!

「人生100年時代」を「急がなくてもゆっくりじっくりと成長できる時代」、「いつから始めても遅くない、いつからでも始められる時代」、「より多くの楽しく豊かなことを経験できる時代」と捉えて日々過ごしていける方法をみなさんと共有していきたいと思います。

愚痴るということは全く自分は動く気がないと明言しているということ

よく愚痴ってくる人がいて、しかも、繰り返し同じことを愚痴ってきたりするのですが、愚痴を言っている人は自分自身が動いて改善する気がないなとつくづく思わされます。

 

「愚痴」と言うと、一般的には、何らかの問題や困難を抱えた人が、その不満や不平を周りの人に話すことを指しますが、これを全くやらない人は皆無ではないかと思います。

 

ただ、その愚痴が気にならない場合は、上記のように「何らかの問題や困難を抱えた人が、その不満や不平を周りの人に話す」ことはしているにしても、気持ちが高ぶった一瞬だけ言っていて、人に吐き出すことで、その後はもう自分自身で気持ちを整理できたりしている場合や、人に話すことでその問題や困難を解決する道を探ったりしている場合です。

 

このような場合は、定義上は「愚痴」なのですが、「嫌な愚痴」「悪い愚痴」ではないことが多いのです。

 

人にも嫌がられる、ダメな愚痴は上記と逆の場合です。

 

同じ愚痴ではないかもしれませんが、シチュエーションや場面は違っても結局同質の愚痴が繰り返され、しかも、問題や困難を解決する気が全くない場合です。

 

このような愚痴を言っている人は、愚痴を言うことで、愚痴を言っている人から慰めてもらいたいか、もしくは、その問題や困難を解決して欲しいのか、いずれにしろ、自分自身で一切動く気はなく、愚痴を言っている人に対して何らかのリアクションを求めているわけです。

 

世間的にも「愚痴ぐらい言ってもいいじゃない」という通念もありますし、先ほども言いましたとおり、悪い愚痴ばかりでもないので、「愚痴は聞いてあげないと・・・」ということを思ってしまう人もいますが、このような、自分自身で一切動く気はなく、愚痴を言っている人に対して何らかのリアクションを求めている人に対してそれをやってしまうと、「愚痴を言うことができる人」という格好のターゲットになってしまいます。

 

このような愚痴を言う人は、当然、人から嫌がられて、人が離れていってしまうので、親身になって聞いてくれる人はカモな訳です。

 

エネルギーバンパイアという言葉がありますが、このような愚痴を言う人もその類の人と思って間違いありません。そして、「クレクレ君」や「かまってちゃん」という言葉もありますが、その類の人と思っても間違いありません。

 

「愚痴ぐらいいいじゃない」とか「愚痴るのはよくない」とかいろいろ言われますが、「愚痴」という言葉で全部まとめてしまっていることがまずいのかもしれませんね。

 

自分の高ぶった気持ちを吐き出して問題や困難解決のために前にすすで行く目的のものと、自分自身で一切動く気はなく、吐き出している相手に対して何らかのリアクションを求める目的のものとで、言葉が違うとわかりやすいのかもしれません。

 

外国語だと、上記の言葉のニュアンスごとに、単語が違うものになっているものもあるかもしれませんね。