とにかく自分の機嫌を良くする
機嫌が悪い人がいると、その場の雰囲気が悪くなるので、その人の機嫌が直るように、励ましたり、優しくすることがあります。
そして、自分自身も、自分にとって良くないことが起こったり、気に食わないことが起こったりしている場合、機嫌が悪くなる場合があります。そして、そのようなことが起こっているのだから、自分の機嫌悪くなっても仕方がないと思いがちです。
「機嫌をとる」という言い方をしますが、ぜひ「機嫌をとる」のは、他の人よりも自分の機嫌をとるようにしてみてください。
自分の機嫌をよくした方がいい一番の理由は、自分に接してくれる人たちに、不機嫌な自分の姿を見せて不快な気分にさせないという配慮以上に、自分自身の波動を、常によい状態でキープすることが大切だからです。
自分の機嫌が悪いということは、自分自身の波動があまり良くない状態であるということなので、そのような、あまり良くない波動を外部に発していることになります。
そして、良くない波動を外部に発した結果、よくない現実を引き付け、それにより、さらに機嫌が悪くなるという状況になってしまうのです。
そのため自分の機嫌をとって、機嫌がいい状態をキープし続けるということは、他人のためではなく自分のためなのです。
自分の状態を、より良くしていく、もしくは、これ以上悪くさせないために自分の機嫌を自分自身でとっていくことが大事ないのです。
しかし、これを実践していくことはなかなか難しいかもしれません。なぜならば外部から受ける影響というものは、それだけ強いものだからです。
自分の機嫌をとっていく方法として有効だと思うのが、自分の中のインナーチャイルド、もしくは、ホオポノポノで出てくる「ウニヒピリ」が、今、外部からの影響によって、傷つけられているとか、あるいや、嫌な思いをしているとイメージして、自分自身が、心地いい状態を作ってあげる、優しい言葉を語りかけてあげる、という方法です。
もともと自分の外部の状態というのは潜在意識の表れなので、インナーチャイルドやウニヒピリが私たちに見せている、感じさせているものでもあります。
そういう観点からも、インナーチャイルドあウニヒピリの状態を整えてあげることが重要なのですが、それとともに、自分自身の機嫌をとっていく実践方法として、自分という漠然とした抽象的なものよりも、インナーチャイルドもしくはウニヒピリという、自分の中に居るもうひとりの存在をイメージして、より思いやりを持って温かく接して行くと考えた方がわかりやすいと思います。
つまり、自分自身の機嫌をとるということは、自分自身に対してより暖かくやさしく接していくことなのです。
もしかしたら、自分の外部の世界か、ら自分が不機嫌になるようなことをたくさんされているという状況である場合には、自分が自分自身に対して不機嫌になるような嫌なことをたくさんしてしまっているからかもしれません。
自分が不機嫌な状態になっているということはそのアラームとして捉えていくと良いのかもしれません。