人生100年でゆっくりじっくり成長していこう!

「人生100年時代」を「急がなくてもゆっくりじっくりと成長できる時代」、「いつから始めても遅くない、いつからでも始められる時代」、「より多くの楽しく豊かなことを経験できる時代」と捉えて日々過ごしていける方法をみなさんと共有していきたいと思います。

いつも温和で朗らかな人ときつく厳しい人、どっちがいい人?

タイトルどおりの質問ですが、みなさんは、いつも温和で朗らかな人ときつく厳しい人は、どちらがいい人だと思いますか?

 

正解は、いつも温和で朗らかな人の方が「いい人である可能性が高いけど、そうでない場合もある」です。

 

これは、いつも温和で朗らかな人が、人前ではそうだけど、心の底ではそうではない、という話ではありません。

 

家族、仕事、なんらかの集まりやイベントなど、人生のあらゆる場面で、「集団として何かを実行していくこと」や「集団として何かを判断していくこと」を求めらることが多々あります。

 

その時、いつも温和で朗らかだけど、実行力や判断力がなくて頼りにならないタイプの人は少なからずいると思います。

 

また、いつもきつく厳しい人でも、そのような場面で、実行力や判断力の面で、とても頼りになる人もいます。

 

ここで、いわゆる「いい人」の定義をちょっとだけ違う側面から見て欲しいのです。

その家族、仕事、なんらかの集まりやイベントなど、集団の観点から見た時に、「いい人」とか「優しい人」ってどちらだろう?ということです。

 

いつもきつく厳しい人というのは、その集団のために、何かをしようとか、何とかしないと、いう責任感や使命のようなものを感じているから、きつく厳しくなってしまっているのかもしれません。

 

逆に、いつも温和で朗らかな人は、集団に対しての責任感や使命のようなものが希薄なために、気楽に、温和で朗らかな状態にいれるのかもしれません。

 

もちろん、温和で朗らかでありながら、そのような責任感や使命をしっかり持ち、集団で必要となる判断・実行もしっかり行えている方もたくさんいます。

 

しかし、温和で朗らかになることはできていなくても、集団に対しての責任感や使命感をもって取り組んでいる人は、それも自分の優しさであることを、自分自身のためにしっかりと認識してあげてください。

 

そして、そのような人が集団の中にいる際には、その人の優しさというものをしっかりと認めてあげて欲しいと思います。

 

集団生活の中で最も必要とされるような「人付き合い」とか「人間関係」とか「社交性」とか、そういった物差しで測ると、かなり厳しいその人も、集団の中では、本当に大切な人であるから。。。