保険はまず「入らなくていい」ことを前提に内容をチェックする
私は、まあまあ普通な人生を歩んできているのですが、まあまあ普通の人生を歩んでいると、「入らなければならないのかな?」と思う保険にも何個か遭遇します。
私の場合はこんな感じです。
②生命保険
③傷害保険(がん保険なども含む)
④就業不能保険
⑤学資保険
⑥火災保険
⑦地震保険
⑨自転車保険
⑩高校生総合保険(学校から推奨)
このうち、私が契約したものは、
②生命保険 ⇒ 後に、掛け捨ての生命共済に変更。
④就業不能保険
です。そして、一応、私の保険契約の基準としているところは、
- トラブルがあった時に、自分ではその損害を賠償したり補填したりできない場合⇒①、⑧
- 自分が死んだ時や働けなくなった時に、家族に対して十分な資金的なサポートができない場合⇒②、④
という感じですので、上記の10個の保険のうち、上記の4個の保険以外は不要と判断しています。
③傷害保険(がん保険なども含む)
⑤学資保険
⑦地震保険
⑩高校生総合保険(学校から推奨)
については、他の金融商品に投資したり、自前の資産があれば、全く契約する必要はありません。地震保険は火災保険に契約していることが前提であったり、補償範囲がとても狭いにも関らず高額であるため、コスパが非常に悪いものになっています。
⑥火災保険
⑨自転車保険
については、契約する価値やメリットはとてもありますが、補償内容と他の契約とのバランスがポイントになります。
⑨については、火災保険や自動車保険の個人賠償責任補償特約に契約しているとカバーできますので、個別契約は必ずしも必須ではありません。
⑥については、住宅のトラブルには補償して欲しいという人には適切だと思いますが、住宅に何かあった時には、全額自分で費用を捻出するつもりであれば不要だと思います。私の場合は、火災保険に付与されている個人賠償責任補償特約は自動車保険でカバーできてしまうことと、細かく小さな住宅のトラブルには補償がされそうですが、大規模なトラブルが起こった時には、全額補償されるわけではないので、自前で賄えばいいかなと思っています。
このように考えていくと、保険で100%必須と考えている保険は、自動車保険ぐらいで、資産状況によって、生命保険と火災保険は必要になるかも、といった感じかなと思います。
それ以外は、契約していないと困ることはあっても、路頭に迷うことはないので、毎月の支払いを考えるならば、契約する必要はありません。
この「契約していないとトラブルが起きた時に路頭に迷うかどうか」が判断のポイントで、保険は、トラブルが起きた時に、あきらかに路頭に迷うとわかっているものだけ契約する、というスタンスで基本は良いのです。
このように、保険は、まず「基本的に必要ないよね」ということを確認するために詳細な内容を調べる、というスタンスが重要なので、「保険の窓口」などのような、保険を無料相談できるようなところには、近づかない方が無難なのです。。。