人生100年でゆっくりじっくり成長していこう!

「人生100年時代」を「急がなくてもゆっくりじっくりと成長できる時代」、「いつから始めても遅くない、いつからでも始められる時代」、「より多くの楽しく豊かなことを経験できる時代」と捉えて日々過ごしていける方法をみなさんと共有していきたいと思います。

せめて手っ取り早い利得のものだけでも時間割引率を低くする

先日、マイナポイント付与の対象となるための、マイナンバーカードの登録期限の日には、登録希望者が殺到し、オンラインでの申し込みができなくなったり、自治体の役所や役場に登録希望者が多数押しかけたりしている、というニュースがありました。

 

マイナポイントが最大で2万円分もらえるわけですが、この情報を登録期限の直前に聞いた人もいるかもしれませんが、かなりの人が、ずいぶん前から知っていたと思います。

 

それでも、切羽詰まるまで、何も対応していなかった結果、登録希望者が殺到してしまったわけです。

 

しかも、このキャンペーンは、マイナンバーカードへの発行を完了させ、その上で、口座登録や保険証との紐づけを実施し、さらにポイント付与のためのキャッシュレス決済等の準備とマイナポイント付与の登録が必要なのです。

 

2万円分をゲットするために、やらなければいけないことは結構多く、ちょっと面倒くさいのです。

 

そうであれば、特に、マイナンバーカードをまだ未発行である人やキャッシュレス決済を持っていない人、そして、このキャンペーンでやるべきことの全部がイマイチ把握できていない人は、当然、手続きに手間取る可能性が大なわけですから、早めに対応しておくことがよいことはわかっているはずなのです。

 

それでも、期限が迫らないと重い腰をあげられないので、期限日に登録希望者が殺到するような事態になっていると思います。

 

このように、リードタイムもかなりの期間あったにも関わらず、期限日になってバタバタしているのは、近い将来も見通せない時間割引率が高いことの表れです。

 

このマイナポイント獲得までの手続きですが、私は全部をオンラインでやろうとしましたが、マイナカードの作成そのものは簡単ですが、ポイント付与の手続きについては、おサイフケータイ機能のないスマホやPCでやろうとすると結構大変だったので、手続きに関して苦戦されたり、よくわからなかったりされる方がいらっしゃっても仕方がないとは思います。

 

だからこそ、「自分はあまり手続き方法をわかっていないから、手続きに時間がかかりそうだな」と認識して、人よりも早く始める、という姿勢が大事だと思っています。

 

よくわからないのがダメなのではなく、よくわからないなら、わからないなりの対応の仕方があり、それを考えて行動していくことが大事なのです。

 

今回のニュースは「マイナンバーカードの登録」が混雑しているというものでした。この後、さらに「マイナポイント申請」があるわけですが、こちらの方がわかりづらいところもあるので、また自治体の役所や役場のご担当者の方々は、さらに大変な思いをされるのかなと、ちょっと懸念しています。。。