自分の土俵で戦う②
前回は、世間的にメジャーで王道なところで戦うことなく、自分の得意分野で戦うことの重要性を書きました。
それは、メジャーな世界、王道の世界での勝率は圧倒的に低い中で、その自分の土俵の世界では戦えば勝てる可能性が高くなります。
さらに、自分の土俵の中で得意なことを極めていくと、他の土俵では全くの弱者だったとしても、他の土俵の強者さえも巻き込み、大きな影響を与えることがあります。
そして、何より、本当に自分の土俵で戦うことができている人は、自分の力をいかんなく発揮できているので、戦っている、という感覚もないと思います。
テレビ番組の「マツコの知らない世界」や「激レアさんを連れてきた」などで登場される方は、その分野については、かなり詳しい、マニアな人たちですが、とにかく、そのことについて、損得勘定を超えて、楽しく明るく取り組んでいます。
というより、それなしでは生きていけない、それが好きすぎてやめられないのです。
たまたまテレビで取り上げられた感じになっていますが、自分の土俵で、自分らしく、自分の情熱を存分に注ぎこむ、そのエネルギーによる増幅が、テレビで取り上げられることになり、かつ、テレビに出ることで、より多くの人に影響を与え、さらにエネルギーが増幅する、という形になっているのです。
とは言っても、本当の自分の土俵は何なのかは、今の私もわかりません。
それを試行錯誤しながら見つけていく、そして、大いにその土俵の中にはまり、時に楽しみ、時にスリルを味わっていくのが人生なのだと思っています。