誰もが天才！誰もが達人！

誰でも、いろいろなことを繰り返していき、それが習慣化されると、無意識でできるようになります。

日常的なことで言えば、歯を磨く、顔を洗う、髭を剃るor化粧する、服を着る、学校や会社までの歩くor自転車で行くor車で行くor電車で行く、等々がわかりやすいと思います。

無意識で出来る、ということは、意識しないでも出来る、ということなので、その行動について、悩んだり、苦労したり、いろいろ考えてしまうことなく、自然にそして簡単に出来てしまうということになります。

我々は、何かの行動をする時に、必ず、その行動をしようとする「意思」があり、その「意思」により、何らかのアクションを行っている、と考えていますが、先ほどの、朝の行動の例で言うと、学校や会社まで行くまでの各プロセスに、明確な「意思」があるかというと、ほぼ「無意識」で自動的に行っているのではないかと思います。

そして、天才もしくは達人と言われる人ですが、その特定分野におけるアクションについては、無意識で自然に簡単にできてしまうことが多いそうです。すなわち、その卓越した才能は、無意識化で行われていることが非常に大きいというわけです。

なので、天才もしくは達人、とまではいかなくても、ある分野で、そこそこの成功者になりたい、と思ったら、「自分にとって無意識で自然に簡単にできてしまうこと」を見つけることであり、かつ、「無意識にほぼ自動でできてしまうくらい繰り返しやること」ということになります。

たぶん、私たちが思っている以上に非常にシンプルなことだと思うのですが、自分にできるわけがない、とか、そんなものは見つからない、とか、こんなくだらないことをやっても仕方がない、などと、あきらめてしまっているので、埋もれてしまっているだけかもしれません。